エンディングノートを観て

砂田麻美監督の「エンディングノート」という映画を観ました。


死をテーマにした映像作品でありながら、エンターテイメント性があり、

とても心に残る作品でした。



長い年代に渡って撮影された膨大な量の記録映像が

各チャプター毎の主張に沿ってまとめられており

家族の歴史を感じることができ

また、主人公の何の変哲もないごく普通のサラリーマンのお父さんの

人生とキャラクターが心に焼きついて離れない。



人生は自分が思ったよりも、価値のあるもので、財産だと映画を見た後に

感じました。



人が死んでゆく物語で、こんなにハッピーエンドな雰囲気を味わえる作品は

他にないだろうと感じます。



しかしながら、自分も昔、癌で近親者を亡くしているので

最後の妻との会話のシーンは、蘇って画面を直視できませんでした…

是非、みなさん観るべき映画です。

(矢頭)